Appleは、2022年12月6日(火)、ボーカルの音量を調節することができ、音節ごとにタイムリーに正確に表示される歌詞に合わせて一緒に歌うことができる新機能、「Apple Music Sing」を発表しています。
Apple Music Singは、リードボーカルを歌ったり、デュエットを歌ったり、バックボーカルを歌ったりできるように複数の歌詞を表示し、すべてがApple Musicの比類のない歌詞表示の体験に統合されており、世界中の最も歌いやすい数千万の楽曲が用意されています。
楽曲は今後さらに増えていく予定とのことで、自宅でも、外出先でも、一人でも、友だちとでも、いつでもどこでも、誰でも楽しく簡単に歌うことができます。
同機能の特徴は以下の通り。
- ボーカルの音量調節:楽曲のボーカルの音量を調節できます。Apple Musicで配信されている数百万曲について、元々のアーティストのボーカルと一緒に歌うか、リードボーカルを歌うか、あるいは両方を歌うかを決めることができます。
- 音節ごとにタイムリーに正確に表示される歌詞:好きな曲に合わせて、より正確なタイミングで歌うことができます。画面では、ボーカルのリズムに合わせて言葉が踊っているかのように、歌われている部分が正確にハイライトされます。
- バックボーカル:同時に歌われるボーカルラインを、メインボーカルとは別にアニメーション表示させることで、ユーザーがたどりやすいように工夫されています。
- デュエット表示:画面の両側に複数のボーカルが表示され、デュエット曲や複数のシンガーによる楽曲に合わせて歌いやすくなります。
同機能は、世界中の「Apple Music」のサブスクリプションの登録者を対象に今月後半より提供開始予定で、iPhone、iPadおよび最新のApple TV 4Kで利用可能です。
なお、注意点として、ボーカルスライダはボーカルの音量を調節するものの、ボーカルを完全に取り除くものではないとのこと。
また、Apple Music Voiceプランのサブスクリプションの登録者は、同機能を利用できないとのこと。