MacRumorsが、日本の国会において、スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律案(閣法第六二号)が可決されたと伝えています。
スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律案(閣法第六二号)
この法律が施行されると、iOSでサードパーティのアプリストアや決済プロバイダーへのアクセスを許可することをAppleに義務付けることになります。
これは、EUにおいて、すでに施行されているデジタル市場法(DMA)と同様で、サードパーティのアプリストアの許可や、アプリ開発者によるサードパーティの支払いサービスの利用が可能となるほか、デフォルトブラウザのセットアップ中に新しい選択画面でユーザーがデフォルト設定を変更できるようになります。
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今後 18 か月以内に閣議の承認を得て施行され、2025年末までに施行される見通しとのことで、すでに、Epic Gamesは2025年後半までにフォートナイトとそのゲームストアプラットフォームを日本のiOSに導入する計画を発表しています。