Googleは、日本時間2021年5月19日に開催された開発者会議「Google I/O」の中で「Googleフォト」の新機能を発表しました。メモリーズ、シネマティックモーメント、ロックフォルダーといった機能が導入されるとのこと。
詳細は以下を参考にどうぞ。
今後Googleフォトに導入される新機能
メモリーズ
メモリーズを使用すると、過去の重要な写真、最近のハイライト、愛する人との瞬間、お気に入りのアクティビティなどを振り返ることが可能となります。
機械学習を使用し、テーマに基づいて写真をリサーフェシングするだけでなく、あまり目立たない視覚パターンに基づいてリサーフェシングを行うことを可能にしています。
2021年夏以降は、形や色などを共有する3枚以上の写真のセットが見つかった場合、小さなパターンを強調表示するようになります。たとえば、お気に入りのオレンジ色のバックパックを撮った写真をフィーチャーしたコレクションを受け取るといったことが可能となります。
シネマティックモーメント
シネマティックモーメントは、ほぼ同一の2つの写真間の動きを合成し、ギャップを新しいフレームで埋めることで、鮮やかな動画を作成できる機能。
この機能は、AndroidとiOSの両プラットフォームで動作し、「Googleフォト」アプリにまもなく登場するとのこと。
昨年12月にリリースされた機械学習を使用して鮮やかな3Dバージョンを作成するシネマティックフォトを進化させた機能とのことです。
When you’re trying to get the perfect photo, you usually take the same shot a few times. @GooglePhotos will use machine learning to fill in the gaps between two similar photos and create a vivid, moving image. 🎞️ These Cinematic moments will be available across Android & iOS. pic.twitter.com/c2BekFVhaB
— Google (@Google) May 18, 2021
ロックフォルダー
LockedFolder機能は、パスコードで保護されたスペースで写真を個別に保存できるため、Googleフォトやデバイス上の他のアプリをスクロールしても写真は表示されないようになります。
この機能は最初にGooglePixelで利用可能になり、今後多くのAndroidデバイスで利用できるようになるとのこと。また、Pixelでは、写真や動画をカメラから直接ロックされたフォルダに保存することも可能となります。
残念ながらiOS版で有効化されるかどうかは言及されておらず、今後対応してくれることを期待したいですね。
この他にも、数回タップするだけで振り返ることを選択できたり、ハイライトの名前を変更したり、完全に削除したりできるようになります。また、メモリから1枚の写真を削除したり、メモリの名前を変更したり、メモリ自体を削除したりできるといった操作性の向上を実現するようになるとのことです。
Google フォト
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