iOS 版「Google フォト」で新しく動画編集機能が登場しています。
Android版「Google フォト」ではすでに利用できていた動画編集機能がiOS版でも同様に使えるようになっています。
新しい動画編集機能では、撮影した動画を簡易手ブレ補正やフレーム画像のエクスポートを行うことができたり、動画の切り抜き、明るさやホワイトバランスを調整したり、様々なフィルタを適用させることが可能となっています。
今回は「Google フォト」の動画編集機能の使い方をご紹介します。
「Google フォト」の動画編集機能の使い方
まず、Googleフォトで動画を選択し、真ん中にあるツールのアイコンボタンをタップします。
すると、右写真のような画面が表示されます。この画面で各項目を選択することが可能です。項目は以下の4つから選択できます。
- 動画
- 切り抜き
- 調整
- フィルタ
それぞれの項目でどんなことができるか以下からどうぞ。
動画
動画の項目では、動画の中から写真を取り出すことができます。動画が分割表示(コマ割り)されているので、その中から気に入ったシーンを選んで「フレームをエクスポート」を選択すると動画のシーンを写真として保存することができます。
動画をキャプチャーするといった感じで使うことができます。
切り抜き
切り抜きでは、動画を回転させたり、動画を決められたサイズ比で切り抜いたり、自由に好きなサイズで切り抜いたりすることができます。
設定されている切り抜きサイズ比は以下のとおりとなっています。
- 元の画像のアスペクト比
- 正方形
- 4:3
- 3:4
- 3:2
- 2:3
- 16:9
- 9:16
調整
調整では動画の明るさやコントラストを調整することができます。簡易とはいえさまざまな項目を調整することできるので使い方によっては十分な効果が得られます。
調整できる項目は以下のとおりとなっています。
- 明るさ
- コントラスト
- ホワイトバランス
- ハイライト
- シャドウ
- ブラックポイント
- 彩度
- 色温度
- 色合い
- 肌の色
- ブルートーン
- 周辺減光
フィルタ
フィルタではさまざまなフィルタが用意されており、選択するだけで簡単に動画の雰囲気を変えることができます。選択できるフィルタは以下のとおりとなっています。
- ビビッド
- 西部
- パルマ
- メトロ
- エッフェル
- ブラッシュ
- モデナ
- シネマ
- VOGUE
- オーリー
- バザール
- アルパカ
- ビスタ
選択したあとにフィルタの適用具合を0〜100で微調整することもできます。
簡単な動画編集はGoogleフォトで充分
Android版では動画に手書きを行うことができる「マークアップ」が提供されていますがiOS版ではこの「マークアップ」はまだ提供されていません。今後、提供されるのを待ちましょう。
本格的に編集するなら別ですが、簡易的な動画編集ならGoogleフォトで充分だと思いますので是非お試しを。
