Appleのシステム状況ページによると、において、一部ユーザーの間に障害が発生しています。
Appleは、iCloudプライベートリレーの速度が低下する、またはこのサービスを利用できない可能性があると案内しています。
iCloudプライベートリレーは、iCloud+サブスクリプションの一部として提供されている新しいインターネットプライバシーサービス。
SafariでのWeb閲覧のセキュリティを保護し、Appleも含めたネットワークプロバイダがユーザーのインターネット閲覧を照合できないようにするもので、iOS、iPadOS、macOSで利用可能となっています。無料のiCloudユーザーは利用できないようになっています。
なお、この障害は、日本時間7月26日(金)午前3時34分ごろから発生しており、現在も継続しています。
iCloudプライベートリレーはインターネットリクエストを制御するため、この障害の影響を受けたユーザーは、Webブラウジングを利用できないといった状態が発生しています。
Appleはこの障害の影響を認識しており、修正に取り組んでいます。ウェブの閲覧中に問題が発生した場合は、iCloud設定でiCloudプライベートリレーをオフにすることで対応可能です。
設定の手順は以下の通り。
- 設定
- 自分の名前
- iCloud
- iCloud+の「プライベートリレー」をオフ
追記:日本時間2024年7月29日午前11時30分時点では復旧しており正常となっています。AppleInsiderによると、現地時間7月28日(日)午後10時59分に解決され56時間25分間の影響があったとのこと。