Instagramは、現地時間2022年7月21日、お気に入りのクリエイターや他のユーザーとコラボレーションできるリミックス機能の拡充など複数のツールを導入することを発表しています。新機能は、今後数週間のうちに全世界で導入されます。また、15分以下の動画はリール動画としてシェアされるようになります。
- リミックス機能で写真も選択可能に
- リミックス機能のレイアウトを複数オプションから選択可能に
- リミックス機能にオリジナルの写真や動画を先に再生した後に自分の動画が流れるモードを追加
- 背面カメラで撮影しながら、同時に前面カメラで自分のリアクションを録画することができる新機能「デュアル」を導入
- 「テンプレート」機能を使いやすいように改良
- 15分以下の動画はリール動画としてシェア
リミックス機能の拡充
Instagramでは、2021年4月より既存のリール動画に合わせて動画を撮影することで、気軽にコラボレーションしたリール動画を投稿できる「リミックス機能」を提供していましたが、今後数週間以内に、これまでの動画に加え写真もリミックスできるようになります。
また、レイアウトを複数のオプションから選べるようになります。オリジナルの素材が画面左・自分の動画が右という既存のレイアウトに加えて、2つを上下に並べたり、素材の上に自分の動画が配置されるグリーンスクリーンを使ったり、作りたい動画のコンセプトに合わせて、全4種類のレイアウトから選ぶことが可能です。
元の素材と自分の動画、2つが同時に流れるのではなく、オリジナルの写真や動画を先に再生した後に自分の動画が流れるモードも追加されます。このモードを使うことで、話題になっている動画やトレンドに対する自分のリアクションやコメントを簡単に撮影することが可能となります。
これらの新しいオプションは、これまでと同じようにリミックス機能を使って動画を作成する際に表示されます。
新機能デュアル機能の追加とテンプレート機能の改善
スマートフォンの背面カメラで撮影しながら、同時に前面カメラで自分のリアクションを録画することができる新機能「デュアル」を導入。同機能を使うことで、目の間に広がる景色を撮影しながら、自分の表情も同時に他のユーザーに見せることができます。
また、2022年6月に導入された真似してみたい動画を見つけて「テンプレートを使用」をタップすると、音源とクリップのフォーマットが読み込まれ、自分が撮影した動画や写真でカスタマイズできる機能「テンプレート」がより使いやすく改良されます。
今後は個々の動画から読み込むだけでなく、リール専用カメラで「テンプレート」を選ぶと、おすすめのテンプレートが表示されるようになります。
15分以下の動画はリールとしてシェア
この他、今後数週間のうちに、15分以下の動画はリール動画としてシェアされるようになります。なお、アップデートが適用される日より以前にシェアされた動画には変更はありません。
また、フィード動画やライブ配信のアーカイブなどはこれまでプロフィール上の動画タブに表示されていましたが、今後はすべてリール用のタブに統合され、まとめて表示されるようになります。
ニュースリリースリミックス機能のアップデートなど、リールのクリエイティブツールをさらに拡充 | Metaについて