iPhoneのiOSとは?iOSの歴史とiOSでできる事やアップデートの方法

iOSとは

日本では多くの人が使っているiPhoneですが、よくわからずに何となく使っている人もいるのではないでしょうか。よくわからなくても使える所がiPhoneの良さでもありますが、基本的な事は理解しておいた方が何かと便利。

そこで、今回はiPhoneを使っていると一度は聞いた事がある「iOS」について説明します。

 iOSとは?

iPhone 12 パープル

iOSとは、「アイオーエス」と読み、全てのiPhoneに必ず搭載されているものでAppleが開発しているモバイルOSの事です。

OSとは「オペレーティングシステム」の事で、アプリの実行や、ソフトウェアとハードウェア間のデータのやり取りを制御したり、基本的な操作に関わるシステムです。具体的には主に以下のことができるシステムです。

  • マルチタスク管理
  • メモリ管理
  • プログラムの実行
  • 仮想記憶
  • セキュリティ機能

これらの機能を用いて、メールやLINEを送信したり、音楽を聞きながら他のアプリを操作したり、Bluetooth接続をしたりといった事を可能にしています。

iOS以外にはどんなOSがあるのか?

スマートフォンでは、iPhoneの「iOS」の他にGoogleの「Android OS」が有名です。マイナーなところではすでにサポートが終了したMicrosoftの「Windows 10 Mobile」などもあります。

ちなみに、iPhone用のアプリのことを「iOSアプリ」といいAndroid用のアプリのことを「Androidアプリ」と呼びます。

パソコンでいえば、Windows用の「Windows」やMac用の「macOS」、Chromebook用の「Chrome OS」などが存在します。

いろいろなOSがあり、iOSとはiPhone用のOSのこと

iOSとAndroid OSの違いと特徴

iOSとAndroid OSの違いは、Android OSの特徴はオープンソースで誰でも開発・利用が可能となっており、多くのメーカーが採用でき、拡張性に優れ自由度が高い反面、セキュリティ面でやや不安なところがあります。

iOSの特徴はAppleが自社開発しており、Apple以外では利用できませんが、その分セキュリティ面で安心できます。

また、他のApple製品と強力な互換性があります。MacやiPad、Apple Watchといったデバイス間との連携が簡単にできるというメリットがあり、Apple製品を使う人はiPhoneを選択すると便利。例えば、iPhoneで開いているブラウザをMacで開いたり、iPhoneでコピーした文章をMacにペーストしたりといったことが可能です。

この他、アップデートに長期間対応できるといったメリットもあります。iPhoneは数年間の無料アップデートに対応しているので、少し古めのiPhoneでもOSが最新の状態でiPhoneを使用することができます。

例えば、2021年9月に正式リリースとなる「iOS15」は、2015年に発売した「iPhone 6s」もアップデートの対象となっています。

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このように少し古いiPhoneも最新のOSを使うことができるようになります。ただし、古いiPhoneを使っている場合はアップデートのサポート対象から外れてしまう場合もあるので、新しいiOSがリリースされる時に、自分が使っているiPhoneが対象となっているかどうか確認するようにしましょう。

  • セキュリティ面が安心
  • 他のApple製品と強力な互換性がある
  • 長期間の無料アップデートに対応
  • 新しいiOSがリリースされる時は自分のiPhoneがサポート対象か確認しよう

iOSの歴史 iOSはいつから始まった?

iOSの初版は1.0(当初はiPhoneOS1)が2007年6月29日にリリースされており、以降毎年リリースされ、現段階で「iOS14」が最新版となっており、2021年9月に「iOS15」がリリースされる予定です。ちなみに「14」が基本的な型番で「iOS14.6」などの「14」以降の「.6」はマイナーアップデートで細かなバグ修正等の軽微なアップデートとなっています。

通常、毎年6月に開催されているAppleのイベント「WWDC」で新しい型番となるiOSの新機能が発表され、9月の新型iPhoneの発表に合わせて新しいiOSがリリースされています。このAppleからリリースされる新しいiOSは無料で更新することができ、この更新のことを「ソフトウェア・アップデート」と言います。

  • iOSは毎年6月に新しい型番が発表され9月にリリースされている
  • アップデートは無料

iOSの歴史

iOSの歴史は以下のとおりとなっています。リリース当初は「iPhoneOS」という名称だったところ、iOS4から名称が変更されています。

iOS1.0(iPhoneOS1)2007年6月29日
iOS2.0(iPhoneOS2)2008年7月11日
iOS3.0(iPhoneOS3)2009年6月17日
iOS4.02010年6月21日
iOS5.02011年10月12日
iOS6.02012年9月19日
iOS7.02013年9月18日
iOS8.02014年9月17日
iOS9.02015年9月16日
iOS10.02016年9月13日
iOS11.02017年9月19日
iOS12.02018年9月17日
iOS13.02019年9月19日
iOS14.02020年9月16日

他のApple製品のOSは?

iOSが採用されているのは、iPhoneiPodのみで、iPadには「iPadOS」がMacには「macOS」が、それぞれ採用されています。

前述したように、Apple製品間での連携が強力となっているため、データのやり取りも容易にできます。iPhoneを使っている人は、Apple製品で揃えた方がメリットが多く得られます。

特に個人的には、MacとiPhone間でのAirdropはかなり便利で重宝しています。

iOSのバージョンの確認方法とアップデート方法

まず、iOSのバージョンの確認方法です。

設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で確認が可能です。

ここで最新バージョンであれば、「お使いのソフトウェアは最新です」と表示されています。

更新(アップデート)が必要な場合は、下の写真のように表示されます。

iPhoneのアップデート

iOSのアップデートは自動アップデート手動アップデートの2つの方法があります。

自動アップデートには「iOSアップデートをダウンロード」と「iOSアップデートをインストール」という2つの項目があります。

「iOSアップデートをダウンロード」のみを選択しておくと、ダウンロードのみ実行され、インストールは手動で行います。夜間にダウンロードだけしておき、インストールは自分の好きなタイミングで実行することが可能です。先にダウンロードしておくと、両方一気にするよりも時間が短縮されて便利です。

両方ともにオンにしておくと、インストールされる前に通知が来て、夜間自動的にアップデートしてくれます。ただし、iPhoneがWi-Fiに接続した状態で充電中であることが条件となります。また、アップデートに必要な空き容量が本体になければアップデートを実行することができませんので注意が必要です。

アップデートをするためには、不要な写真や動画を削除し容量を空けておくようにしましょう。

  • iPhoneをWi-Fi接続した状態で充電中であること
  • 本体に空き容量があること

すぐにアップデートしたい場合は、手動アップデートで実行します。「ダウンロードしてインストール」を選択することですぐにアップデートすることが可能です。

アップデートには、長い場合1時間程度かかる場合があり、その間iPhoneが使えないので、時間に余裕がある時に実行するようにしましょう。また、アップデートする時は、通信量(ギガ)を多く消費してしまうため、Wi-Fiに接続して行うようにしましょう。

  • アップデートは時間に余裕がある時に実行する
  • アップデートするときはWi-Fiに接続して行う

iOSをアップデートするとどうなるの?メリットは?

ここまで、iOSが何なのか、iOSの歴史、アップデートの手順を説明しました。では、iOSを更新しないとどうなるのか、更新するとどんなメリットがあるのか気になると思います。

iOSを最新バージョンにすることで

  • 新しい機能が使えるようになる
  • 不具合が修正される
  • セキュリティ面が強化される

というメリットがあります。

iOSの最新バージョンでは新しい機能が発表されますが、それらの機能が使えるようになります。逆にいうと、アップデートをしていない場合はそれらの機能が使えません。

また、不具合が修正されたり、セキュリティ面も強化されるというメリットがあります。こちらもアップデートしなければ、不具合が改善できなかったり、セキュリティが対応できないため、思わぬトラブルに遭遇してしまう可能性があります。

この他にも、アップデートしないとアプリが使えなくなるといったこともあるので、最新バージョンがリリースされると必ずアップデートするようにしましょう。