Appleは、現地時間2023年2月13日、iPhone用OSであるiOSの最新版「iOS 16.3.1」をリリースしました。
iOS 16.3.1では、iPhone用の重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれています。
修正点は以下の通り。
- iCloudがAppで使用されていると、iCloud設定が応答しない、または間違って表示される場合がある問題
- Siriからの“探す”リクエストが機能しない場合がある問題
- iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化
セキュリティアップデートでは、カーネル権限で任意のコードを実行できる可能性がある問題や悪意を持って作成されたWeb コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある問題で、Appleは、この脆弱性が悪用された可能性があることを認識しており、本アップデートで解消されています。
本アップデートはiPhone 8 以降のデバイスが対象となっており、無償でアップデート可能。
なお、このアップデートを実行後に一部ユーザーで発生していたGoogleフォトアプリがクラッシュする問題は、Googleフォトが2月14日にリリースしたアプリバージョン6.23.1で解消されているので安心してアップデートできます。
アップデートは「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行う事が可能ですが、必ずバックアップをした後に行うようにしましょう。
参考iOS 16.3.1 および iPadOS 16.3.1 のセキュリティコンテンツについて – Apple サポート (日本)