Appleは、現地時間2022年8月17日、iPhone用OSであるiOSの最新版「iOS 15.6.1」をリリースしています。
iOS 15.6.1は、重要なセキュリティアップデートが含まれ全てのユーザーに推奨されています。
具体的には、アプリにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性があるとしており、Appleでは、この脆弱性が悪用された可能性があるとしており、配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの脆弱性に対処したとのこと。
この他、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性があるとしており、これについてもこの脆弱性が悪用された可能性があるとしており、配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの脆弱性に対処したのこと。
参考iOS 15.6.1 および iPadOS 15.6.1 のセキュリティコンテンツについて – Apple サポート (日本)
いずれの問題も、このiOS 15.6.1にアップデートすることで解消されるので、早めにアップデートをしておいた方が良さそうです。
なお、iOS 15.6.1へのアップデートはiPhone 6s 以降のデバイスが対応しています。
アップデートは「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行う事が可能ですが、必ずバックアップをした後に行うようにしましょう。