Appleは、現地時間2022年2月10日、iPad用OSであるiPadOSの最新版「iPadOS 15.3.1」の配信を開始しています。
このアップデートには、iPhoneと同じく、iPadの重要なセキュリティアップデートが提供され、点字ディスプレイが応答しなくなることがある問題が修正されています。
具体的には、WebKitにおいて、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される問題に対応しています。Appleは、この問題が積極的に悪用された可能性があるという報告を認識しており、メモリ管理を改善することで、解放後の使用の問題に対処したとのこと。
修正点の詳細は以下リンクからご確認を。
・About the security content of iOS 15.3.1 and iPadOS 15.3.1 – Apple サポート (日本)
今回のアップデートにより、セキュリティが強化されるので、愛用しているiPadが何らかの被害に合わないために、早めにアップデートしておくことをおすすめします。
対象となるiPadは以下の通りとなっています。
- iPad Pro (すべてのモデル)
- iPad Air 2 以降
- iPad (第 5 世代以降)
- iPad mini 4 以降
アップデートは「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行う事が可能ですが、必ずバックアップをした後に行うようにしましょう。