Appleは、現地時間7月20日、iPad用OSであるiPadOSの最新版「iPadOS 15.6」をリリースしています。
iPadOS 15.6には、機能強化、バグ修正、およびセキュリティアップデートが含まれており、具体的には以下の通りとなっています。iPad mini(第6世代)の充電器不具合が解消されているので、利用しているユーザーは早めにアップデートしておきましょう。
- TV Appに、すでに進行中のスポーツ中継を最初から再生したり、一時停止/早戻し/早送りするオプションを追加
- デバイスのストレージに空き領域がある場合でも、“設定”に“デバイスのストレージがいっぱいです。”と表示され続けることがある問題を修正
- “メール”でテキストをナビゲートしたときに点字デバイスの動作が遅くなったり、反応しなくなったりする可能性がある問題を修正
- Safariのタブが前のページに戻されることがある問題を修正
- iPad mini(第6世代)で充電器やその他のUSB-Cアクセサリが検出されないことがある問題を修正
この他セキュリティアップデートでは、iOS15.6と同じくカーネル権限を取得され、任意のコードが実行される可能性がある脆弱性の解消など合計37の問題が改善されています。
問題の中には、iCloudフォトライブラリへアクセスできるなどもあるので、早めにアップデートしておいた方が良さそうです。
公式About the security content of iOS 15.6 and iPadOS 15.6 – Apple サポート (日本)
iPadOS 15.6の対応デバイスは以下の通り。
- iPad Pro(全機種)
- iPad Air 2以降
- iPad第5世代以降
- iPad mini 4以降
なお、アップデートは「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行う事が可能ですが、必ずバックアップをした後に行うようにしましょう。