BloombergのMark Gurmanは、ニュースレター「Power On」の最新版において、Apple Storeの未開封iPhoneにiOSアップデートを適用できる新たなシステムをAppleが開発中であることを報じています。
Apple Storeで新しい「iPhone」を購入した際、古いバージョンのiOSが搭載されていることがあります。先日の「iPhone 15」の発売時も、初期ロットには「iOS 17」が搭載されていましたが、「iPhone 15」の発売開始時には、「iPhone 15」シリーズ向けに不具合を修正する「iOS 17.0.2」が提供開始されていました。
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この開発中のシステムでは、箱を開けず未開封のままソフトウェアのアップデートを実行することが可能で、パッドのような装置の上に「iPhone」の箱を置くだけで、ワイヤレスで「iPhone」の電源を入れ、ソフトウェアをアップデートした後、電源を落とすことができるようになるとのこと。
このシステムは、2023年末までにApple Storeに導入することを計画しているとのことで、将来的には「iPad」も対応することが予測されています。
sourceappleinsider