Macで人気のMarkdownメモアプリ「Obsidian」のiOS/Android版がリリースされました。
これまで「Obsidian」には、iOS/Android版アプリは一部ユーザー向けのベータ版しかなかったため、「iA Writer」や「Mweb」などのMarkdownアプリ経由で利用していました。「Mweb」なども優秀なメモアプリですが、「Obsidian」の特徴であるグラフビューなどが使えないといった簡易的な使い方しかできませんでした。今回のリリースにより、「Obsidian」の全機能が使えるようになりました。
モバイル版「Obsidian」の機能
「Obsidian」の機能は以下のとおりとなっています。
- カスタマイズ可能なツールバー
- プルダウンクイックアクション
- グラフビュー
- コミュニティプラグイン
- テーマ
- タブレットのサイドバーの固定
- iCloud Vault
「Obsidian」は、iCloud経由とObsidian Syncで同期可能
「Obsidian」は、iCloudで同期する方法とObsidian Syncで同期する方法の2種類の方法があり、iCloudで同期する場合は料金は不要ですが、Obsidian Syncで同期する場合、期間限定月額4ドル(約440円)のサブスクリプションが必要となります。Androidユーザーの場合は、iCloudが利用できないため、デスクトップ版と同期するためにはObsidian Syncを利用する必要があります。
それぞれの利点は以下のとおりとなっています。
ObsidianSyncの利点
- 完全なエンドツーエンド暗号化。
- 一部のファイルタイプを無視する機能(たとえば、モバイルに同期したくない大きなビデオがある場合など)。
- 設定とプラグインの同期をある程度制御する機能。
- Obsidianは、重複ファイルを生成するのではなく、競合をスマートにマージできます。
- ほとんどのユーザーは、ObsidianSyncの方がiCloudよりも信頼性が高いと感じています。 2人のチームとして、数十億の企業を打ち負かすことはできませんが、少なくとも問題が発生した場合は、実際に対応して調査を支援します。
iCloudの利点
- 無料
- iOSではバックグラウンドで同期できます(SyncはObsidianプラグインとして実装されているため、Obsidian( Sync)は(バックグラウンドで)同期できません。これは、obsidianが開いている場合にのみ実行されます)
iCloudでMac版「Obsidian」とiOS/iPad版アプリを同期する方法
iCloudを利用し、Mac版「Obsidian」とiOS/iPad版アプリを同期する方法は以下のとおりとなっています。
- アプリを起動し、「新しいVaultを作成する」を選択
- Mac版「Obsidian」のVaultと同じ名前を付ける
- iCloudがこの空のフォルダをデスクトップに同期を待つ
- Vaultにあるすべてのものをコピーしてこの空のフォルダーに貼り付ける
- Mac版「Obsidian」で、「別のVaultを開く」オプションを使用して、iCloud内の新しいVaultを選択
- iCloudがモバイルデバイスに同期するのを待つ
まとめ
iCloudで同期する場合は無料で利用できるので、是非お試しを。「Obsidian」の使い方は人それぞれですが、「Obsidian」で具体的にどんなことができるのかは以下リンクを参考にどうぞ。
ノートアプリObsidianの基本的な使い方 - ごりゅご.com
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Obsidian – Connected Notes
sourceobsidian