【レビュー】プルーム・エスを使ってみた感想。glo(グロー)と比較して違いなどをまとめました

現在、JTの加熱式タバコは「プルーム・テック」と「プルーム・テック・プラス」と「プルーム・エス」の3種類のデバイスがあります。

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今回は6月より価格改定で安くなった「プルーム・エス」を実際に使ってみてどうだったのか感想と同じ加熱式タバコのglo(グロー)との違いをまとめました。

「プルーム・エス」を実際に使ってみた感想

「プルーム・エス」の外観

プルーム・エスを実際に使ってみた感想、レビュー

「プルーム・エス」の外観はこんな感じです。「glo(グロー)」と比べると少し幅が広くなっています。少し丸みがあり可愛らしいデザインとなっており、表面の加工が滑りにくい素材で仕上げているので手に馴染みやすくなっています。「グロー」の表面はツルツルしているため滑って落としてしまう心配があり、ケースを使わなければならなかったのですが「プルーム・エス」はその心配がありません。

プルーム・エスの裏面

「プルーム・エス」の裏面はこんな感じになっています。

「プルーム・エス」の付属品一覧

プルーム・エス付属品一覧

箱を開封するとこのようなセットが入っています。当然ですが煙草スティックは別売りとなっています。

「プルーム・エス」の付属品は

  • デバイス本体
  • ACアダプター
  • マイクロUSBケーブル
  • クリーニングブラシ
  • ユーザーガイド・保証書

となっています。

なお、クリーニングブラシについては初期のデバイスには付属されていましたが、現在は付属されておらず、別売となっています。

「プルーム・エス」の使い方

プルーム・エス各機能

「プルーム・エス」の使い方ですが、煙草スティック挿入口に煙草スティックを挿入して電源ボタンを長押しするだけで簡単に使えます。

挿入口のカバーをスライドすると自動で電源がオンとなり、モード表示LEDが青色に点灯します。この時にモード表示LEDの青色が点灯しない場合はバッテリー残量がないので充電する必要があります。

煙草スティック挿入口に煙草スティックを挿入し、電源ボタンを2秒以上長押しするとデバイスが「ブッ」と振動します。加熱中はお知らせランプで進行具合がわかります。4つのLEDすべてランプが点灯すると加熱が完了し、デバイスが「ブブッ」と2回振動し加熱完了を知らせてくれます。

使用中は残り時間の状態をLEDで確認する事ができ、残り時間が30秒または残り2パフ(吸い込み)になるとデバイスが「ブッ」と振動しまもなく終了する事を知らせてくれます。その後、時間に達するとデバイスが「ブブッ」と2回振動しヒーターが停止します。パフ(吸い込み)の上限回数である(14回)に達した場合はデバイスが「ブブブッ」と3回振動し停止となります。

ヒーター停止後は、たばこスティックを取り出しスライドを閉じる事で電源がオフとなります。

1回の加熱で3分30秒もしくは14パフ(吸い込み)使用可能

 

「プルーム・エス」はメンテナンスフリー

プルーム・エス掃除用ブラシ

「プルーム・エス」はメンテンナンスフリーとなっており、掃除をする必要がありません。そのため、現在販売されている「プルーム・エス」には写真のクリーニングブラシは付属されていません。

加熱式タバコの王道であるIQOS(アイコス)はメンテナンスを怠るとすぐに故障していまうため掃除が欠かせませんが、この点は面倒くさがりにはありがたいですね。

どうしても気になる方は別売でクリーニングブラシを購入するか綿棒などで代用するといいと思います。

「プルーム・エス」の充電のやり方

プルーム・エス充電器

プルーム・エス充電方法

充電はMicroUSBとなっており、本体底に差込口があります。これは「プルーム・テック・プラス」と同じなのでどちらの充電器でも使用できてありがたいですね。

「プルーム・テック・プラス」の充電器でも使用可能

プルーム・エス充電時のランプの点灯の仕方

充電中はお知らせランプが点灯し、4つのLED全て点灯すると充電完了となります。充電完了後、一定時間が経過するとLEDが消灯するようになっています。

バッテリーは空の状態から90分でフル充電ができるようになっており、フル充電の状態から煙草スティック10本分使用する事ができます。

  • 90分でフル充電
  • フル充電で10本使用可能

「プルーム・エス」と「glo(グロー)」の違い。どちらが吸い応えがあるのか?

プルーム・エスとグローの比較 大きさの違い

「グロー」と「プルーム・エス」の外観の比較です。前述したように「プルーム・エス」の方が少し幅が広くなっています。

 

プルーム・エスで吸った後の吸い殻

「プルーム・エス」で吸った後の煙草スティックの状態です。ほんのり茶色になっているだけでほとんど色が変わっていません。

グローを吸った後の吸い殻

次に「グロー」での吸った後の煙草スティックの状態です。明らかに色が変わっています。これは、「プルーム・エス」と「グロー」の加熱温度の差が原因となっています。「プルーム・エス」の加熱温度は約200℃でグローは約240℃となっています。そのため、「グロー」には燻ったような独特の臭いがありますが、この「プルーム・エス」にはほとんど臭いがありません。これは大きな違いかと思います。ただし、その分吸い応えが「グロー」と比べて若干ですが劣ると感じました。

「プルーム・エス」の煙草スティックの一覧

プルームエスのリフィル一覧

現在発売されているプルーム・エスの煙草スティックは写真のとおり6種類となっています。私はメンソール派なのでキャメルのメンソールを愛用しています。

  • メビウス・レギュラー
  • メビウス・メンソール
  • メビウス・メンソール・クールエフェクト
  • メビウス・メンソール・パープル
  • キャメル・レギュラー
  • キャメル・メンソール

メビウスシリーズが各490円でキャメルシリーズが各460円となっています。

「プルーム・エス」の良いところ

「プルーム・エス」は「プルーム・テック」や「プルーム・テック・プラス」と違い、煙草スティックを挿入し加熱する方式のため、紙巻きタバコと近い吸い応えを実現しています。

その他、持ちやすいように設計されていたり、使用中に残量がわかるようなユーザーに対し細かな配慮が行き届いている作りをしているところに好感が持てます。

いちばん大きなポイントは臭いが他の加熱式タバコと比べて少ないところ。臭いが少ないため家の中でも問題なく吸う事ができます。

  • 臭いがほとんどしない
  • 使用残量が把握できる
  • 持ちやすい
  • デバイスの価格が安い
  • メンテンスをあまりしなくてよい

「プルーム・エス」の問題点

臭いが少ないところは大きなポイントですが、その分「グロー」と比べて吸い応えが若干弱いと感じます。あとは吸える時間が少ないため物足りないと感じます。「グロー」より吸える時間が1分ほど短くなっています。他には、フル充電して使える本数が10本というところもヘビーユーザーにとっては外出時に充電切れの心配があります。

色々と問題点を挙げましたが、この問題点を全て改善している新しいデバイス「プルーム・エス2.0」がまもなく発売されます。これが発売されると「プルーム・エス」の良いところしか残らなくなるので楽しみです。

  • 吸い応えがグローより弱い
  • 吸える時間が短い
  • フル充電で吸える本数が少ない

「プルーム・エス」はどこで買えるのか?

「プルーム・エス」は全国のコンビニで買う事ができます。他には公式のオンラインショップや楽天の公式ストアでも購入する事ができます。

公式のオンラインショップは限定カラーなども購入する事ができます。本体カラーも豊富に出ているのでお好みのカラーを選択しましょう。

さいごに:「プルーム・エス」はライトユーザーにおすすめ

現行の「プルーム・エス」は吸える本数が10本程度ですが、そもそもあまり1日に吸わないライトユーザーの方には、デバイスの料金が1,480円と格安のためおすすめです。

吸い応えを求める方や1日に10本以上吸うようなヘビーユーザーには新たに発売される「プルーム・エス2.0」の発売をもう少し待つようにしましょう。

なお、「プルーム・エス2.0」の発売は7月2日からとなっています。

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