楽天マガジンは、楽天が運営する雑誌読み放題サービスで、月額418円と他の類似サービスよりも低価格で提供し、読み放題対象雑誌も1,000誌以上とコストパフォーマンスの高いサービスです。
- 料金プラン:月額418円/年額3,960円(税込)
- 無料体験期間:31日間
- 読み放題雑誌数:1,000誌以上(2022年7月現在)
- 最新刊からバックナンバーまで閲覧可能
- 複数デバイスに対応:スマホ・タブレット5台+ブラウザ2台
- オフライン閲覧可能
- 利用できる端末:iOS/Android端末、PC
- 利用条件:楽天会員であること
この記事では、楽天マガジンの特徴と実際に使ってみた感想などをまとめてみましたので、参考にどうぞ。
楽天マガジンの特徴と魅力
まずは、楽天マガジンを使ってみていいと思ったところをまとめました。いいところは以下の通り。
- 月額料金が安い
- 読み放題対象雑誌が多い
- 最大7つのデバイスで利用可能
- 支払いに楽天ポイントが使える
- 楽天ポイントが貯まる
- オフライン環境でも閲覧可能
- ピックアップ記事を斜め読みができる
- キーワード検索ができる
- ホーム画面のカスタマイズやふせん機能など使いやすく設計されている
月額料金が最安値
楽天マガジンの最大のメリットは月額料金が安いこと。雑誌1冊分よりも安い418円(税込)という価格で1,000誌以上の雑誌が読み放題になり、これだけでも利用する価値は充分あります。
さらに、楽天マガジンには、年額プランが用意されており、年額プラン(3,960円)を利用することで月額利用時より1,056円お得となり、月額に換算すると330円という安さで利用することができます。
- 月額:418円(税込)
- 年額:3,960円(税込)/月額換算330円
なお、月額から年額プランに変更する場合は、一度月額会員の解約が必要となります。その場合、同じ楽天アカウントで年額プランに申し込むと利用データはそのまま継続されます。
類似サービスとして、NTTドコモが運営している「dマガジン」がありますが、そちらは月額440円となっているので、価格面では楽天マガジンがお得となっています。
初回31日間は無料となっているのでとりあえず試してみて自分に合っていると思ったら継続するといいでしょう。
読み放題対象雑誌が豊富
2022年7月時点において、楽天マガジンの読み放題対象雑誌は、ファッションやライフスタイル、グルメ・トラベル、スポーツ・アウトドア、IT・ガジェット、 ビジネス・経済、ニュース・週刊誌、家事・インテリアなどあらゆる分野の1,000誌以上と本屋等で見かけるほとんどの雑誌が対象となっており、最新号だけでなく、バックナンバーも閲覧することが可能となっています。
読み放題対象雑誌の一覧は以下のリンクから確認できます。
ひとつのアカウントで7つのデバイスで利用できる
楽天マガジンはひとつのアカウントで、スマホやタブレットを5台まで登録し利用することができます。さらに、その他にPCのブラウザ版を2台まで利用することができるので最大7つのデバイスから閲覧することが可能。
ここが楽天マガジンの最大の利点です。家族間でひとつのアカウントを使ってそれぞれのスマホを登録して閲覧することができます。なお、ドコモが運営している類似サービス「dマガジン」にも同様の機能はあります。
例えば4人家族の場合、月額418円で家族全員が使えることを考えるとかなり安い。
ただし、家族間で同一アカウントを利用する時の注意点として、閲覧履歴やダウンロード履歴が残るというところがあります。他の家族がどんな雑誌を見ているか履歴に残っているため、自分の閲覧履歴を他の家族に知られたくない場合は、閲覧履歴をその都度削除するようにしておきましょう。
なお、対応OSは、iOS 10以上、Android 5.0以上となっています。
PCのブラウザから閲覧する場合は、楽天マガジンの公式サイトにアクセスし、ログインすると読むことができます。
楽天マガジン
楽天ポイントが貯まる。支払いも可能
楽天マガジンは、利用することで楽天ポイントが貯まります。
ポイント還元率は以下の通りとなっています。
- 月額プラン 380円(税抜): 3ポイント
- 年額プラン3,600円(税抜):36ポイント
また、楽天マガジンの支払いに買い物などで貯まった楽天ポイントを使用することができます。
期間限定ポイントでも支払いが可能ですので、使い道に困ったポイントを支払いに回したりといったことが可能です。
ポイントの設定は、ブラウザで楽天マガジンのサイトを開きメニューから変更が可能です。
「メニュー」→「ご契約内容の確認・変更」→「ポイントご利用方法」→「変更する」→「使用ポイントを決めて入力」
オフライン環境でも閲覧可能
楽天マガジンは、事前にダウンロードしておくことでインターネットに繋がっていないオフラインの状態でも閲覧することが可能です。
ダウンロード時は、通信量をかなり消費するのでWi-Fi環境で行うようにしておけば、通信量を気にすることなく利用できます。設定でお気に入り雑誌の最新号をWi-Fi時に自動ダウンロードする機能もあるので活用しましょう。
ダウンロードは、20冊まで可能となっています。また、本体の容量に空きがない場合、ダウンロードができない場合があるので注意が必要です。
記事単位で閲覧が可能
楽天マガジンは、雑誌単位だけでなく、記事単位でも閲覧することが可能です。
ホーム画面に楽天マガジンの編集部がおすすめするトレンド記事がピックアップされており、気になる記事を簡単に読むことができます。
世の中の動向を知るには雑誌は最適なものですので、気になる記事だけをパッとみトレンドが把握できるのは時短になり大変ありがたい。
この他、キーワード検索もできるので、自分の気になることや調べたいキーワードを検索し閲覧することが可能です。雑誌は、ネットよりも情報の正確性が高いので重宝しています。
なお、キーワード検索は、雑誌名だけでなく記事内キーワード検索も可能です。
これらの機能は紙の雑誌では難しいので、隙間時間などの情報収集に最適だと感じています。
ホーム画面のカスタマイズやふせん機能など使いやすく設計されている
楽天マガジンは、使いやすいような工夫が用意されており、お気に入り雑誌に雑誌を登録しておくと、お気に入りタブからすぐに読みたい雑誌にアクセスすることが可能となっています。
この他、ホーム画面を自分の気になるジャンルにカスタマイズできたり、雑誌を読んでいて気になる記事ページを後ですぐに閲覧できる「ふせん」機能などが用意されており、使いやすいように設計されています。
ふせん機能はマイページのふせんタブで色々な雑誌を一覧で見ることができます。
楽天マガジンの惜しいところ
楽天マガジンを使っていて感じたデメリットは以下の通り。
- 紙の雑誌と内容が全く同じではない
- スマホ画面ではやや見にくい
- スマホの本体容量を圧迫する
紙の雑誌と内容が全く同じではない
これは、楽天マガジンに限らずどの読み放題サービスも同じですが、肝心な特集ページが閲覧できなかったり、権利処理(タレントやモデルの著作権)の理由で、一部広告や人物などが表示されない場合があります。
これについては、読み放題サービスではどのサービスでも同じですので割り切って使う必要があります。
スマホ画面では文字が小さくて見にくい
タブレットを持っている方には本当の雑誌のような感覚で閲覧することができますが、スマホからの場合は文字が小さくて読みづらいです。
もちろんピンチ操作で拡大することはできますが、ページをめくると倍率が戻ってしまいます。なのでページをめくるたびに拡大する必要があります。
ここはページをめくっても拡大表示を継続できるといった機能などを導入してほしいところです。
スマホの本体容量を圧迫する
楽天マガジンは、スマホで記事を読むためには、ダウンロードすることが前提となっており、ダウンロードしなければ記事を読むことができません。※ブラウザからはダウンロード不要
ダウンロードしておくと、オフライン環境で通信量を気にせずに使うことができますが、ダウンロードのファイル容量が大きくスマホの本体に空き容量がなければダウンロードすることができません。
また、一度ダウンロードした雑誌は自分で削除しなければそのまま残っています。ダウンロード雑誌一覧から削除をこまめにする必要があります。
ダウンロードした雑誌は、マイページの「ダウンロード済み」タブから閲覧および削除などの管理が可能。
ここは、機能面で、閲覧完了した雑誌は一定期間するとダウンロードから自動削除する機能などがあればいいなと思いました。
楽天マガジンの申し込み方法
楽天マガジンの申し込みは、楽天会員であれば簡単にできます。楽天マガジンの利用条件は、楽天会員であることですので、会員でない方は先に楽天会員に登録しておきましょう。
- ブラウザから楽天マガジン公式サイトにアクセスする
- 31日間0円で試すを押す
- 楽天アカウントにログインする
- 料金プランを選択
楽天マガジンを解約する方法は以下リンクからどうぞ。
関連楽天マガジンをスマホから解約する方法と解約する時の注意点
結論:楽天をよく利用する人にはおすすめ
ここまで楽天マガジンについて、特徴と実際に使ってみて感じたことを書きました。結論として、楽天ユーザーにはポイントも使えるので特におすすめサービスだと言えます。
紙の雑誌は付録が欲しいなどの理由がない限り、捨てるのも手間もかかるので、読み放題サービスを使う方が色々と便利。
また、ネットでは自分の興味のあるものしか見ない、目に入らないといったことになりがちですが、雑誌読み放題サービスなら興味がなかったことも自然と目に入り、自分の幅を広げることができるというメリットもあります。
トレンド傾向を知るためにも、上手に活用し情報収集に役立てましょう。
初回31日間無料となっているのでまずはお試しを。