Twitterは、2022年7月1日、広告主向けに「いいね」のアニメーションを好きなデザインにカスタマイズ出来る「ブランドいいね」の提供を開始したことを案内しています。
同機能は、2019年より一部の広告主にベータテスト版として提供していたもので、日本、米国、英国、サウジアラビアの利用者にリーチしたいすべての広告主向けに「ブランドいいね」の提供を正式に開始したとのこと。
Twitterは、本機能を導入することにより、「タイムラインテイクオーバー」と「ブランドいいね」を組み合わせ確実に広告を見てもらい、さらに「ブランドいいね」の趣向を凝らしたアニメーションの挙動でブランドへの愛着と興味を醸成。人に勧めたくなる仕掛けが話題となって広まっていき、購買行動のチャンスが生まれるとしています。
ブランドいいねの仕組みは以下の通り。
- Twitterを開いたときに、一番上に表示される広告「タイムラインテイクオーバー」の追加機能として提供
- 広告主は、「ブランドいいね」に使用するハッシュタグと、希望する外国語バージョンを合わせて最大10個まで選択可能
- 米国、英国、サウジアラビアではBare Tree Media、日本ではCarbonなどのクリエイティブパートナーと協力して、キャンペーン用のカスタムアートワークを制作
- 指定のハッシュタグが含まれる通常のツイートかプロモツイートに対しユーザーが「いいね」をタップすると、「ブランドいいね」のアニメーションが現れる
- アニメーションは、ブランドのタイムラインテイクオーバーが実行されている指定の地域で24時間表示
これまでに、スクウェア・エニックス、ディズニー、パラマウント・ピクチャーズ、テスコなどの幅広い業界のブランドが「ブランドいいね」を試験的に利用しており、下記のGIF画像のようなアニメーションが見られます。
ニュースリリースブランドいいね:感情豊かな表現が可能な新プロダクト