Appleは2021年7月30日、「watchOS 7.6.1」を正式リリースしています。
このアップデートには重要なセキュリティアップデートが含まれており、すべてのユーザーに推奨されています。
具体的には、iOS/iPadOSおよびmacOSと同じく、メモリ破壊により、アプリケーションがカーネル権限で任意のコードが実行できてしまう(CVE-2021-30807)というもので、Appleはすでに悪用された可能性があるとしています。このメモリ破損の問題は、「watchOS 7.6.1」へのアップデートにより、メモリ処理を改善することで解決されるとのこと。
「watchOS 7.6.1」は29日にリリースした直後に一旦取り下げ、今回正式にリリースとなっており、Apple Watch Series 3以降のデバイスで利用可能です。
Apple WatchのアップデートはiPhoneの「Watchアプリ」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行う事が可能です。
なお、watchOSをアップデートするためのApple Watchの条件は以下のとおりとなっています。
- Apple WatchがiPhoneの通信圏内にある
- Apple Watchが充電器に接続されている
- Apple Watchが50%以上充電されている