Appleは、現地時間2022年12月13日、Apple Watch用OSの最新版「watchOS 9.2」を正式にリリースしています。
watchOS 9.2には、以下の新機能と機能改善、およびバグ修正が含まれています。
watchOS 9.2の新機能一覧
- レースコースを使って、屋外ランニング、サイクリング、アウトドア車椅子のワークアウトの以前のパフォーマンスと競争可能
- ワークアウトAppの新しいカスタムキックボクシング用アルゴリズムにより指標の精度が向上
- ノイズキャンセリングが有効なAirPods Pro(第1世代)およびAirPods Maxの使用時に環境音レベルが軽減されたことを表示するノイズAppを利用可能
- ファミリー共有設定のユーザをホームAppに招待して、ユーザによるHomePodスピーカーやスマートホームアクセサリの制御とウォレットのホームキーを使ったドアの解錠が可能
- Apple Watch Ultraのサイレンが作動しているときに見て分かるようにするアクセシビリティサポート
- AssistiveTouchとクイックアクションのハンドジェスチャー制御の応答時間と精度が向上
- Apple Watch Ultra、Apple Watch Series 8、Apple Watch SE(第2世代)で衝突事故検出を最適化
- “睡眠”集中モードでアラームを解除した直後にWatchの時刻が間違って表示されるバグの修正
- マインドフルネスセッションが中断するバグの修正
この他、カーネル権限で任意のコードを実行できる可能性がある問題など合計23の脆弱性が解消されています。
なお、本アップデートはApple Watch Series 4 以降のデバイスが対象となっています。
Apple Watchのアップデートは、iPhoneの「Watchアプリ」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行う事が可能です。
なお、watchOSをアップデートするためのApple Watchの条件は以下のとおりとなっています。
- Apple WatchがiPhoneの通信圏内にある
- Apple Watchが充電器に接続されている
- Apple Watchが50%以上充電されている
参考About the security content of watchOS 9.2 – Apple サポート (日本)