AppleとGoogle、iOSとAndroidで不明な追跡デバイスがあった場合に警告する新機能を提供開始

当サイトのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

AppleとGoogleは、現地時間2024年5月13日、Bluetoothの追跡デバイス向けの業界規格であるDetecting Unwanted Location Trackers(不要な位置情報トラッカーの検出)を作成したことを発表しています。

この規格により、iOSまたはAndroidデバイスが勝手にユーザーの追跡に使用されている場合、iOSとAndroidともにユーザーに警告できるようになります。

この新機能により、不明なBluetoothの追跡デバイスがユーザーと一緒に移動している場合、そのデバイスとペアリングしているプラットフォームを問わず、「[追跡アイテム]はあなたと一緒に移動しています」という警告をデバイス上で受け取ることができます。

ユーザーがこの警告を自分のiOSデバイスで受け取った場合、別の人物のAirTagや「探す」に対応するアクセサリ、サードパーティ製Bluetoothトラッカーがユーザーと一緒に移動していることを意味しており、ストーカーなどの悪用に使われている場合に発見することが可能となります。

不明なBluetoothの追跡デバイスがあった場合には、iPhoneからトラッカーの識別子を表示したり、トラッカーから音を再生したり、トラッカーを無効にする手順にアクセスすることもできるようになっています。

なお、Chipolo社、eufy社、Jio社、Motorola社、Pebblebee社を含むBluetoothタグのメーカーは、今後のタグで同機能に対応予定とのこと。

同機能は、iOSデバイスでは、同日5月13日にリリースしたiOS 17.5に実装され、GoogleはAndroid 6.0以降を搭載したデバイスで導入されます。

ニュースリリースApple (日本)

タイトルとURLをコピーしました