Appleは、現地時間2023年10月25日「watchOS 10.1」をリリースしています。
「watchOS 10.1」では、以下の新機能と機能改善、およびバグ修正が含まれています。
- ダブルタップジェスチャを使って通知やほとんどのアプリの基本アクションを実行でき、電話に出たり、ミュージックの再生や一時停止を行ったり、タイマーを止めたりすることなどが可能(Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2で利用可能)
- NameDropにより、自分のApple WatchをiOS 17が搭載された相手のiPhoneまたはApple Watchに近づけるだけで、初めて会った人と連絡先情報を交換することが可能(Apple Watch SE 2、Apple Watch Series 7以降、およびApple Watch Ultraで使用可能)
- マイカードをコンプリケーションとして配置して、NameDropに素早くアクセスすることが可能
- ホームアプリの気象セクションに何も表示されないバグを修正
- AssistiveTouchをオフにすると、選択部分の白い枠線が予期せず表示される問題に対応
- “天気”の都市がiPhoneとApple Watchの間で同期されないことがある問題を修正
- ディスプレイにスクロールバーが予期せず表示されることがある問題を解決
- 一部のユーザで高度が正しくないバグを修正
セキュリティ関連では、Siriを使用して機密性の高いユーザーデータにアクセスできる可能性がある問題や、Find Myで機密の位置情報を読み取ることができる可能性がある問題など9つの脆弱性が解消されています。
参考watchOS 10.1のセキュリティ内容について – Apple サポート
アップデートの対象デバイスはApple Watch Series 4 以降。アップデートは無償で、iPhoneの「Watchアプリ」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行う事が可能です。