ソーシャルプラットフォームXのエンジニアであるEnrique氏が、Xにおいて、FaceTimeやWhatsAppなどのような音声通話とビデオ通話の発信機能をプレミアムに加入していない無料ユーザーにも提供開始したと投稿しています。
Xでの音声通話機能は、これまで発信については、有料会員のプレミアム加入ユーザーに限定された機能でしたが、無料ユーザーも使えるように徐々に展開していくとのこと。
we’re slowly rolling out audio and video calling to non premium users, try it out! now you can also choose allow calls from everyone https://t.co/LLH1PwiIg2 pic.twitter.com/LH3HMsAXnv
— Enrique (@enriquebrgn) February 23, 2024
同機能はダイレクトメッセージ機能に含まれる機能で、初期設定では、自分がフォローしているアカウントか、アドレス帳に登録されているアカウント(Xがアドレス帳にアクセスすることを事前に許可している場合)からの通話を受信することが可能。
また、他のユーザーに通話を発信するためには、通話相手が発信相手に対し、少なくとも1回ダイレクトメッセージを送信している必要があります。
iOS版Xで着信を受けた場合、iOS CallKit APIとの統合により、通常の通話と同じように、着信通話がロック画面に表示されるようになります。Android版では、着信時に通知を受け取るにはプッシュ通知を有効にする必要があります。
なお、この音声通話機能を有効にするかどうか管理することが可能となっているほか、音声通話機能を有効化した場合、自分に通話を発信できるアカウントを選択することもできます。
有効化の設定方法は以下の通り。
- 設定とプライバシー
- プライバシーと安全
- ダイレクトメッセージ
- 「音声通話とビデオ通話を有効にする」をオン・オフ
通話を許可するユーザーは以下から選択可能。
- アドレス帳に登録されているアカウント
- フォローしているアカウント
- 認証済みアカウント
- 全員
この他、「通話のプライバシーを高める」をオンにすることで、通話中IPアドレスを表示させないようにすることもできるようになっています。