Appleは、現地時間2024年8月28日、「Apple Music」のプレイリストを「YouTube Music」に転送可能になったことを案内しています。
転送を行うには、Apple MusicサブスクリプションまたはiTunes Matchサブスクリプションと、YouTube Musicアカウントが必要となります。
転送する方法は以下の通り。
- Appleのデータとプライバシーページにアクセスし、Apple IDアカウントにサインイン
- 「データのコピーを転送する」を選択
- YouTube Musicアカウントにログインし画面の指示に従い転送リクエストを完了
プレイリストをYouTube Musicに転送しても、Apple Musicからは削除されないようになっています。
転送プロセスは、転送するプレイリストの数に応じて数分から数時間かかる場合があります。
転送が完了すると、完了を通知する確認メールがAppleから届くようになっており、YouTube Musicの「ライブラリ タブ」にApple Musicのプレイリストが表示されます。
転送可能なものは以下の通りとなっています。
- 作成したプレイリスト(所有している共同プレイリストを含む)のみが転送可能
- 音楽ファイルは転送されない
- 非共同共有プレイリストとキュレーションプレイリストは転送されない
- Apple Musicのプレイリストを整理したフォルダは転送されない
- プレイリストには、YouTube Musicで利用できる曲のみ。ポッドキャスト、オーディオブック、ユーザーがアップロードしたオーディオファイルなどの他のオーディオファイルは転送されない
また、現時点では、Spotifyなど他のサービスへの転送オプションは提供しておらず「YouTube Music」のみへ転送可能となっています。
詳細は以下サポートページからご確認ください。
Apple Music プレイリストのコピーを別のサービスに転送する – Apple サポート
なお、逆に「YouTube Music」から「Apple Music」へのプレイリストの転送も可能となっており、Googleアカウントヘルプから行うことができます。