BloombergのMark Gurmanによるニュースレター「Power On」において、「Apple Watch Series 10」のディスプレイが大きくなり薄くなると伝えています。
「N217」と「N218」というコードネームで呼ばれる2つのモデルの「Apple Watch Series 10」は、両モデルとも現行の「Apple Watch series 9」よりディスプレイが大きくなるとしており、大きいサイズのモデルでは「Apple Watch Ultra」と同じくらいの大きさのディスプレイを備えるだろうと伝えています。
この情報は、「Apple Watch Series 10」では、1.93インチディスプレイの「Apple Watch Ultra」よりも少し大きい2インチディスプレイを備えるという先週に流出したCADレンダリング画像の情報と一致しています。
また、Mark Gurmanは「Apple Watch Series 10」では、本体が薄くなるもののデザイン自体には大きな変更はないと伝えています。
今秋に発売される「Apple Watch Series 10」と「Apple Watch Ultra 3」では、より強力なプロセッサーを備えるとしていますが、Appleは現在のところApple Intelligence機能をApple Watchに導入する計画はないとしています。
新しい健康管理機能については、「Apple Watch Series 10」では血圧測定機能と睡眠時無呼吸測定機能を追加すると噂されていますが、テスト中に期待したほど血圧測定の信頼性が得られず、今年のリリースを延期するか、血圧測定値を表示せず、血圧の傾向を示す程度に機能を制限してリリースされる可能性があるとしています。睡眠時無呼吸測定機能に関しては、特許紛争を回避する必要があるため、延期の可能性もあると指摘しています。
また、新しい「Apple Watch SE」ではコスト削減のため、アルミニウムケースではなく硬質プラスチックのケースに置き換えることを検討しており、これにより販売価格を下げることを計画しているとのこと。
なお、「Apple Watch Series 10」と「Apple Watch Ultra 3」は、「iPhone 16」シリーズとともに9月に発表される予定です。