Appleは、現地時間2023年10月10日、セキュリティアップデート「iOS 16.7.1」と「iPadOS 16.7.1」をリリースしています。
これらのアップデートには重要なセキュリティ修正が含まれており、すべてのユーザに推奨されています。
具体的には、バッファオーバーフローにより、任意のコードが実行される可能性がある問題と、ローカルの攻撃者が自分の権限を昇格できる可能性がある問題で、そのうちローカルの攻撃者が自分の権限を昇格できる可能性がある問題については、iOS 16.7より前のバージョンのiOSに対してすでに悪用された可能性があるとしており、今回のアップデートでこの脆弱性を解消しています。
参考iOS 16.7.1 および iPadOS 16.7.1 のセキュリティ内容について – Apple サポート
本セキュリティアップデートの対象機種は以下の通り。
- iPhone 8 以降
- iPad Pro (全モデル)
- iPad Air 第 3 世代以降
- iPad 第 5 世代以降
- iPad mini 第 5 世代以降
iOS/iPadOS 16を利用しているiPhone/iPadユーザーは早めにアップデートしておきましょう。
アップデートは無償で、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行う事が可能です。
