5月20日最新ソフトウェア「iOS13.5」を正式リリースしました。今回のアップデートではマスク着用時にFace IDをスキップしスムースにロック解除ができるようになった事と新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の接触ログ機能が追加となりました。新型コロナウィルスへの対応が主な改善点となっている様子です。
この他にはグループFaceTimeで参加者が話をしている時ビデオタイルのサイズが変更しないよう自動的に目立たせる機能を制御できるようになりました。
- マスク着用時にFace IDをスキップしパスコード入力画面が表示
- 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の接触ログ機能が追加
- グループFaceTimeで参加者が話をしている時ビデオタイルのサイズが変更しないよう自動的に目立たせる機能を制御可能
マスク着用時にFace IDをスキップしスムースにロック解除ができるように
この機能はFace IDを使用している方の多くの方が望んでいた機能ではないでしょうか。
マスクを着用している時にロック解除をしようとするとこれまではエラーが表示されてからパスコード入力が求められていたところをマスク着用を認識しパスコード入力画面が表示されパスコードを入力する事でロック解除が可能となります。
実際にアップデート後にマスクを着用して使用してみるとパスコードを求められなくてもFace IDでそのままロック解除ができてしまっています。
Appleのアップデートのアナウンスでは自動的にパスコード入力に切り替わるとの事だったはずですが、顔認識の精度が向上したのかパスコードを入力しなくても解除できてしまいます。これは嬉しい誤算です。他の方はどうなのか気になるところです。
なお、この機能はApple Storeなどの他の認証時にFace IDを使用する際にも対応しています。
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の接触ログ機能
公的保健機関から提供される新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の接触追跡Appに対応する接触APIが導入されています。この機能を有効にするとBluetoothを使用し新型コロナウィルス感染症(COVID-19)にさらされた可能性がある場合に通知を受け取る事ができるようになります。
日本では6月から利用可能に
日本ではまだ公的保健機関から接触追跡Appが提供されていないためこの機能は使用できません。日本で公的保健機関から提供が開始されるのは6月からと言われており、この機能を利用できるのは6月からになりそうです。
接触通知の設定のやり方
接触通知の設定のやり方は「設定」の「プライバシー」から「ヘルスケア」に入ります。
ヘルスケアに入るといちばん上部にCOVID-19接触ログ記録があるのでここで設定します。現在、日本では接触追跡Appが提供されていないため右写真のように「この地域では使用できません」と表示されています。
iOS13.5のサポート対象は
今回のアップデートの対象となっている機種は
- iPhone 6s 以降
- iPad Air 2 以降
- iPad mini 4 以降
- iPod touch (第 7 世代)
となっています。
iPhoneの場合はiPhone 6は対象外となっているようです。
アップデートは「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行う事が可能です。アップデートの際には必ずバックアップをとってから行いましょう。
詳細はこちらをどうぞ。
さいごに
今回のアップデートはマスクが必需品となった今は重宝する改善となっており、かなり快適にiPhoneを使う事ができるようになりました。まだアップデートをしていない方は早めにアップデートする事をおすすめします。