Apple、新しい手のジェスチャー機能などを導入する「visionOS 2」を正式発表

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visionOS 2の新機能

Appleは、現地時間2024年6月10日、Apple Vision Proのメジャーアップデート「visionOS 2」を正式発表しています。

visionOS 2では、写真アプリのライブラリにすでにある画像から空間写真の作成や、重要な情報に一目で簡単にアクセスできる直感的な手のジェスチャーのほか、Mac仮想ディスプレイ、トラベルモード、ゲストユーザーなどの新機能が導入されます。

visionOS 2の新機能は以下の通り。

  • 空間写真の作成:2D画像を美しい空間写真に変換
  • 写真アプリのSharePlay:それぞれの空間Personaで全員が同じ物理的空間にいるように感じながら、パノラマや空間ビデオなどを楽しむことが可能に
  • 新しい手のジェスチャー:手のジェスチャーで現在の時刻やバッテリー残量などの重要な情報を一目で確認でき、音量の調節などのアクションを実行可能に
  • Mac仮想ディスプレイの新機能:解像度がより高く、サイズがより大きくなり、横に並べた2台の4Kモニターに相当するウルトラワイドディスプレイ表示が可能に
  • マウスとMagic Keyboard:マウスに対応。イマーシブな体験をしている時でも、物理的なMagic Keyboardを表示
  • トラベルモード:トラベルモードに電車への対応が追加
  • HealthKit:HealthKitがVision Proで利用可能に
  • Safari:環境の中でYouTube、Netflix、Amazonなどの人気サイトのものを含むビデオを視聴可能に。ウェブページをスクロールする際に、パノラマ写真をタップすると、画像がユーザーを取り囲み、イマーシブな体験が可能に。マルチタスクを行っている間に、Siriにウェブページのコンテンツを読み上げてもらうことが可能に
  • Apple TVアプリ:Apple Vision Proがマルチビューに対応し、最大5本のストリームを同時に視聴可能に
  • マインドフルネス:ユーザーの呼吸パターンに反応するダイナミックな視覚的アニメーションとサウンドを提供する、「呼吸に合わせる」機能が追加
  • ライブキャプション:聴覚に障がいのあるユーザーを含むあらゆる人が、対面での会話やアプリのオーディオにおいて話された言葉をリアルタイムで書き起こし目で読むことが可能に
  • AirPlay:iPhone、iPad、MacのAirPlayを使って、Vision Proでコンテンツを見ることが可能に

visionOS 2のデベロッパ向けベータ版は、本日よりdeveloper.apple.com/jpを通じてApple Developer Programのメンバーに提供され、正式版は今秋に無料のソフトウェアアップデートとして提供予定です。

visionOS 2 Preview – Apple

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