Apple、開発者向けに「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS 15.1」のベータ版をリリース。米国で「Apple Intelligence」が利用可能に

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Apple Intelligence

Appleは、現地時間2024年7月29日、開発者向けに「iOS 18.1 beta」「iPadOS 18.1 beta 」「macOS 15.1 beta」をリリースしています。

このバージョンでは、AppleのAI機能「Apple Intelligence」が利用可能になっており、A17 Proチップを搭載するiPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、M1以降を搭載するiPadとMacのみで提供されています。

また、「Apple Intelligence」は英語(米国)でのみ利用可能となっており、日本語環境ではまだ利用できません。

「Apple Intelligence」を利用するためには、「iOS 18.1 beta」にアップデート後、設定アプリにある「Apple Intelligence & Siri」にアクセスしてウェイトリストに登録する必要があります。

現時点においてApple Intelligenceで利用できる機能は以下の通りです。

  • 文章の書き直し、校正、要約が可能なライティングツール
  • より深い言語への理解やパーソナルコンテクストの認識などが可能になった新しいSiri
  • メールアプリでの受信メールの要約や優先メッセージ、ロック画面での通知のまとめ
  • 写真アプリのメモリームービーや自然言語検索
  • メモアプリで音声録音機能及び書き起こし、要約
  • 電話アプリでの通話の録音機能及び書き起こし、要約
  • 重要な通知のみを表示し中断を減らす集中モード
  • Safariでの記事要約
  • Apple Intelligenceデータをエクスポートできる Apple Intelligenceレポート機能の搭載

なお、現時点で利用できない機能は以下の通りで、今後のソフトアップデートで段階的に導入される予定です。

  • 簡単に画像を生成できる「Image Playground」
  • オリジナルの絵文字を作成できる「Genmoji」
  • ChatGPTの統合
  • ラフスケッチをもとに関連性の高い画像を生成する「Image Wand」
  • 重要な通知を一番上に表示する「優先通知」
  • 受信メールの「分類機能」、写真から不要なオブジェクトを削除できる「クリーンアップツール」
  • Siriの画面認識や、アプリ内、アプリ間を横断してアクションを実行できる機能

iOS 18.1 beta (22B5007p)
iPadOS 18.1 beta (22B5007p)
macOS 15.1 beta (24B5009l)

この他、Apple Intelligence機能ではありませんが、「iOS 18 beta 3」の更新バージョンで削除されていたキーボードのインターフェイスが再び変更され、キーボード上の絵文字が大きくなり、絵文字間のスペースが広くなっています。

Apple Developer Programメンバーは以下リンクからダウンロード可能です。

 Apple Developer

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