Apple、首を振るだけで応答できる新機能などを導入する「AirPods」向けソフトウェアアップデートを発表。今秋より提供開始

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AirPods Pro

Appleは、現地時間2024年6月10日、今秋リリースされる「AirPods」のソフトウェアアップデートにより、シームレスなハンズフリーの体験を実現する「Siriに対する操作」などの新機能を導入することを発表しています。

今秋「AirPods」に導入される新機能

発表された新機能は以下の4つ

  • Siriに対する操作:AirPods Pro(第2世代)のみ利用可能
  • 声を分離:AirPods Pro(第2世代)のみ利用可能
  • パーソナライズされた空間オーディオ:AirPods(第3世代)、AirPods Pro、AirPods Maxで利用可能
  • さらに優れた音声品質の導入:AirPods Pro(第2世代)のみ利用可能

詳細は以下より。

Siriに対する操作

AirPods Proユーザーは、「はい」なら首を縦に、「いいえ」なら首を横に優しく振るだけで、プライバシーが守られた形でSiriに応答することができ、混雑した場所や静かな場所で声を出したくない場合でも利用することができるようになります。

また、H2チップの機械学習により、「Siriに対する操作」は、ユーザーが電話に応答または拒否したり、メッセージのやり取りをしたり、通知を管理したり、様々なことをすべて声を出さずできるようになります。

声を分離

AirPods Proに搭載されているH2チップと、ペアリングされたiPhone、iPad、またはMac上で動作する機械学習が、聞き手のために、話し手の周囲の風の音などの背景ノイズを大幅に取り除きながら、音声を分離して音質を向上させる「声を分離」が導入され、騒々しい場所や風が強い場所でも話し手の声が聞こえるようになり、明瞭な通話品質を実現します。

パーソナライズされた空間オーディオ

この他、AirPodsのアップデートにより、ゲームプレイ中の音声のレイテンシが大幅に低減されるほか、一段と臨場感あふれるゲームプレイのためのパーソナライズされた空間オーディオも加わります。このパーソナライズされた空間オーディオは、AirPods(第3世代)、AirPods Pro、AirPods Maxで利用可能となっています。

より優れた音声品質

さらに、AirPods Proユーザーには、チームメイトやほかのプレイヤーと会話する際に、16ビット、48kHzのオーディオといった、より優れた音声品質も楽しむことができるようになります。

デベロッパ向けベータ版は本日より提供開始

これらの新しいAirPodsの機能は、今秋、無料のファームウェアアップデートとして提供予定で、デベロッパ向けベータ版は、本日よりApple Developer Programのメンバーに提供されます。

Apple Developer

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