Appleは、現地時間2024年8月15日、欧州連合 (EU) でアプリを配布する開発者に対し、トレーダーステータスの提出及びApp Storeでの表示を義務付けることを発表しています。
これは、EUのデジタルサービス法(DSA)に対応したもので、開発者は住所、電話番号、メールアドレスの連絡先情報を提出する必要があります。なお、EUでアプリを配布していない場合でも、連絡先情報の提出が必要となります。
開発者の連絡先情報は、EUの27の地域のいずれかで配布されている場合、EUでのApp Store製品ページに表示されることになります。
有料アプリの販売やアプリ内課金、広告スポンサー付きアプリなどApp Storeから収入を得ている開発者は、規模に関係なくトレーダーとみなされます。
今後、2024年10月16日以降、アプリのアップデートを提出する際に、トレーダーステータスが必要になり、開発者は自身のアプリを提出して審査を受ける前に、トレーダー情報を提供する必要があります。
また、2025年2月17日以降、トレーダーステータスのないアプリは、トレーダーステータスを提出し検証されるまで、EUのApp Storeから削除されるようになります。
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