Apple Music、音楽アーティストやレーベル向けの新機能「ラジオスピン」の提供を開始

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Apple Music

Appleは、現地時間2024年7月24日、音楽アーティスト向けの「Apple Music for Artists」に新機能「radio spins(ラジオスピン)」を追加したと発表しています。

新しく追加された「radio spins」は、音楽アーティストが世界中のラジオ局で自身の音楽が「いつ、どこで」再生されているのを見ることができるようになります。

Appleによると「Apple Music for Artists」では、世界中の200以上の国と地域の40,000以上のラジオ局で、アーティストの音楽がいつ、どこで再生されているかを確認することができるとしています。

音楽アーティストは、トレンドページにアクセスして、どのラジオ局が曲を最も再生しているか、アルバムのどの曲が最も多くのラジオスピンを生成しているかなどの詳細なデータを確認できるほか、曲を再生している場所が強調表示され、世界のどこで再生されているか確認することができます。

また、Apple Musicパートナープログラムを通じて、より深く拡張されたラジオの洞察にアクセスできるプレミアムラジオスピン体験を提供するとのことで、市場、デイパート、ステーション、アーティスト、曲ごとに各国の業界スピンデータの全体像を測定し、「Radio Spins API」を使用して「custom airplay reports」を作成することも可能と案内しています。

なお、現在アーティストが確認できる音楽パフォーマンスは、以下のカテゴリーで測定されています。

  • Listening Now:音楽を再生するファンの数を表示(リスナーがオフライン時の再生は含まれない)
  • 再生:ユーザーがラジオでの再生を含むApple Musicで30秒以上曲の再生を開始すると記録
  • 平均デイリーリスナー:選択した時間帯でのデイリーユニークリスナーの平均数
  • 購入:ユーザーがiTunes Storeからアーティストの曲やアルバムを購入したときに記録
  • Shazam:アーティストの曲がShazamアプリ、またはShazamテクノロジーを使用するパートナーアプリによって検索されるたびに記録
  • ラジオスピン:アーティストの曲が世界中の40,000以上の地上波およびデジタルラジオ局で再生されたときに記録(Apple Music Radioは含まれない)
  • ビデオビュー:Apple Musicユーザーがアーティストのミュージックビデオを30秒以上見たときに記録

Apple Music for Artists

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