Apple Walletの運転免許証と州IDがカリフォルニア州でまもなく利用可能に

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Apple Wallet

Appleは、現地時間2024年8月15日、米国カリフォルニア州において、Apple Walletにカリフォルニア州の運転免許証と州IDを保存することが可能になると発表しています。

これにより、まもなくカリフォルニア州民は、運転免許証と州発行の身分証明書をApple Walletに追加できるようになり、「iPhone」や「Apple Watch」を使用して、特定の空港でのTSA検査や企業でIDを直接提示したり、特定のアプリで年齢や身元を確認することが可能となります。

Apple Walletは、プラ​​イバシーとセキュリティ機能を使用して、ユーザーのIDと個人情報を保護し、ユーザーのID情報は暗号化されてそのデバイスのみに保存されるため、ユーザーが提示しない限り、Appleを含む他のユーザーはその情報にアクセスすることができないようになっています。

また、Appleと州の発行機関は、ユーザーがいつ、どこで、誰と一緒に運転免許証または州のIDを提示したかを把握しておらず、Appleがユーザーに関連付けられる提示情報を確認したり保持したりすることはないとしています。

Apple Walletで運転免許証と州発行の身分証明書を提示すると、必要な情報のみが表示されるようになっており、ユーザーは情報を共有する前にFace IDやTouch IDを使用して確認し承認する必要があります。

なお、ユーザーが「iPhone」や「Apple Watch」を紛失した場合、「探す」アプリを使用してデバイスをロックし、位置を特定したり、リモートで消去することが可能となっています。

現在、Apple WalletのIDは、アリゾナ州、メリーランド州、コロラド州、ジョージア州、オハイオ州の5つの州で利用でき、今回のカリフォルニア州の追加により、合計6つの州での利用が可能となります。

なお、この取組は、カリフォルニア州DMVのmDLパイロットプログラムの一部となっており、Googleの「ウォレット」でも利用が可能となります。

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