Appleは、現地時間2022年11月9日、iPhone用OSであるiOSの最新版「iOS 16.1.1」およびiPad用OSの最新版「iPadOS 16.1.1」をリリースしています。
「iOS 16.1.1」および「iPadOS 16.1.1」には、不具合の修正と重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザーに推奨されています。
セキュリティアップデートでは、「libxml2」関連の脆弱性が2件解消されており、具体的には、リモートユーザーがアプリを予期せず終了させたり、任意のコードを実行したりする可能性について、チェック強化や入力検証を強化することで、整数オーバーフローに対処し解消されています。
このアップデートの対象デバイスは、iPhone 8 以降、iPad Pro (全モデル)、iPad Air 第3世代以降、iPad 第5世代以降、iPad mini 第5世代以降。これらのデバイスを利用しているユーザーは早めにアップデートしておきましょう。
アップデートは、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行う事が可能ですが、必ずバックアップをした後に行うようにしましょう。
参考About the security content of iOS 16.1.1 and iPadOS 16.1.1 – Apple サポート (日本)