Blueskyは、日本時間2024年2月6日、招待制を廃止し誰でも登録できるようになったことを発表しています。
Blueskyは、Twitterの代替サービス候補のひとつとして、Twitterの創業者であるジャック・ドーシー氏らが発案し、約1年前からベータ版の提供を開始した分散型SNS。これまでは、招待制コードがないとアカウントを作成することができませんでしたが、今回の発表により、現在は誰でもアカウントを作成することができるようになっています。
BlueskyのUIや使用感は、Twitterの初期の頃を彷彿させる雰囲気で、現時点において広告等は流れてこないようになっています。Blueskyにはカスタムフィードと呼ばれるものがあり、フォローしていなくても自分の興味のあることについてポストしているアカウントを探すことができます。
同社によると、今後数週間以内にモデレーション設定に多くのオプションを追加できるようにし、不快なコンテンツやスパム等を表示しないシステムを構築していくことで快適なタイムラインを提供できるようにしていくとのこと。
使用例の1つとして、Twitterのコミュニティーノートのような、ファクトチェック機能が挙げられており、投稿に対してファクトチェック組織が「部分的に虚偽」 「誤解を招く」 などのカテゴリで投稿にマークをラベル付けできるようになるとのこと。
また、ネットワークをオープンでカスタマイズ可能にする機能の初期バージョンも公開する予定。
さらに、開発者向けには、近日中に分散型SNSプロトコル「AT Protocol」を公開し、接続するサーバーを自己ホストできるようになることが案内されています。
Blueskyのアカウントは、iOSアプリ、Androidアプリ、Web版から作成が可能でSMS認証が必要となっています。
Bluesky Social
当サイトでもBlueskyアカウントを作成しており、更新情報を随時投稿しています。
・ENGRAVE(@engrave.bsky.social)
なお、Blueskyは、基本的にオープンな場であり、アカウントがなくてもネット上の誰からでもBlueskyの投稿を閲覧できるようになっているため、気になる人はモデレーション設定からアカウントがない人からは閲覧できないように変更しておくようにしておきましょう。
Blueskyのプライバシーに関する詳細などは以下リンクからご確認ください。