CNETの情報によると、Appleが「AirTag」によるストーカー対策を強化するためにアップデートの配信を開始したとのことです。Appleはすでに「AirTag」への無線アップデートを送信しており、不明な「AirTag」を所持している場合に警告されるまでの時間を短縮することが可能となっています。
これまで「AirTag」は、所有者から3日間離れるとアラート音が鳴る仕組みになっていましたが、今回のアップデートによって、8時間後及び24時間の間でランダムに音が鳴るようになります。
この他、Appleは不明な「AirTag」を検出したり、「探す」ネットワーク対応アイテムを検出できるようにするAndroidデバイス用アプリも開発中で、2021年後半にリリース予定とのことです。
このアップデートは「AirTag」と「iPhone」がペアリング状態であれば自動で実行されるとのことで、このアップデートによってファームウェアバージョンが「1.0.225」から「1.0.276」に変更されます。
「AirTag」のファームウェアバージョンは、iPhone で「探す」アプリを開き、下部のナビゲーションバーにある「アイテム」タブを選択し、アイテムのリストから「AirTag」を選択。その後、「AirTag」の名前をタップすることでファームウェアバージョンが表示されるので、確認することが可能です。
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