Apple、ユニバーサルコントロールが利用可能となる「iPadOS 15.4」をリリース

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 Appleは、現地時間3月14日、iPad用OSであるiPadOSの最新版「iPadOS 15.4」をリリースしています。

iPadPro2021

iPadOS 15.4では、ユニバーサルコントロールが追加され、1組のマウスとキーボードでiPadとMacの両方を操作可能に。他には、新しい絵文字の追加や、SharePlayのセッションを対応Appから直接開始できるオプションが含まれ、その他の新機能およびiPad用のバグ修正も含まれています。

今回のアップデートの変更点は以下の通り。

iPadOS 15.4の変更点

ユニバーサルコントロール

  • ユニバーサルコントロールにより、1組のマウスとキーボードでiPadとMacの両方を操作可能
  • テキスト入力はiPadまたはMacのどちらからでも可能、また両者間でファイルのドラッグ&ドロップが可能

絵文字

  • 顔の表情、手のジェスチャー、調度品などの新しい絵文字
  • 握手の絵文字で、それぞれの手に別々のスキントーンを選択可能

FaceTime

  • SharePlayのセッションを対応Appから直接開始可能

Siri

  • A12Z Bionic以降を搭載したiPad Proでは、オフラインの間もSiriが日付と時刻の情報を応答可能

その他の変更点

  • iPad(第5世代以降)、iPad mini(第4世代と第5世代)、iPad Air 2、iPad Air(第3世代と第4世代)、およびiPad Proで、音量コントロールをiPadの向きに合わせて調整されるように設定可能
  • iCloudのカスタムメールドメインを“設定”から管理可能
  • SafariのWebページ翻訳機能がイタリア語と中国語(繁体字)に対応
  • Podcast Appにエピソードフィルタが追加され、シーズンや再生済み、未再生、保存済み、またはダウンロード済みのエピソードを絞り込み可能
  • “ショートカット”が“リマインダー”のタグに対応。“ショートカット”を作成および編集するときにタグの追加/削除/検索が可能
  • セキュリティに関する勧告を非表示にすることが可能
  • “設定”で保存済みのパスワードに自分用のメモを追加可能

関連iPadOS 15.4ではiPad mini (第6世代)以外のモデルでも音量調節ボタンの役割が動的に変化する機能を利用可能に

バグ修正

本アップデートでは、以下の問題が修正されています。

  • キーボードで入力した数字の間にピリオドが挿入される場合がある問題
  • 写真とビデオがiCloud写真ライブラリに同期されない場合がある問題
  • “ブック” App内で“画面の読み上げ”のアクセシビリティ機能が予期せず終了する場合がある問題
  • コントロールセンターでライブリスニングをオフに切り替えてもオフにならないことがある問題

iPadOS 15.4の対象iPad

iPadOS 15.4のアップデート対象機種は以下の通り。

  • iPad Pro (すべてのモデル)
  • iPad Air 2 以降
  • iPad (第 5 世代以降)
  • iPad mini 4 以降

なお、アップデートは「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行う事が可能ですが、必ずバックアップをした後に行うようにしましょう。

sourceiPadOS 15 のアップデートについて – Apple サポート (日本)

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