Appleは、スペシャルイベント「Spring Loaded.」において、M1チップを登載した新型「iPad Pro」を正式発表しました。

MacRumorsによると、その新型「iPad Pro」のGeekBenchのベンチマークスコアが明らかとなり、新型「iPad Pro」は「iPad 12.9インチ (第4世代)」と比較して約56%高速化されているとの事です。
新型「iPad Pro」は平均シングルコアスコアが1,718、マルチコアスコアは7,284となっており、A12Zチップを搭載した第4世代の12.9インチ「iPad Pro」の平均シングルコアスコアは1,121、マルチコアスコアは4,656という結果から、新型「iPad Pro」の方が約56%高速となっています。
平均シングルコアスコア | マルチコアスコア | |
新型「iPad Pro」 | 1,718 | 7,284 |
第4世代「iPad Pro」 | 1,121 | 4,656 |
この結果はAppleが、公式サイトで新型「iPad Pro」のパフォーマンスは旧モデルと比べ最大50%高速化されていると謳っている事を裏付ける形となっています。
また、他のApple製品のマルチコアスコアも掲載されており、同じM1チップを搭載する「MacBook Air」とはほぼ同じスコアとなっている事がわかります。
- M1 MacBook Air:7,378
- M1 iPad Pro:7,284
- Core i9 16インチMacBook Pro:6,845
- A12Z iPad Pro:4,656
この結果から、IntelCorei9プロセッサを登載した16インチ「MacBook Pro」よりも、M1チップを登載した新型「iPad Pro」の方が高速であると証明されています。
また、グラフィックパフォーマンスに関しては、M1チップを登載した新型「iPad Pro」の平均メタルスコアは現在20,578であり、A12Zチップを搭載した前世代の「iPad Pro」よりも最大71%速くなっており、M1Macのグラフィックパフォーマンスとほぼ同じとなっています。
M1チップを登載した新型「iPad Pro」は4月30日から予約受付を開始しており、発売日は5月後半と具体的な日付を発表していませんが、5月21日と予想されています。
sourceMacRumors