台湾メディア「DigiTimes」がiPhone 13の「Pro」シリーズには低電力LTPOディスプレイが搭載され、iPhoneのリフレッシュレートは120Hzになると報じています。
LTPOは「Low Temperature Polycrystalline Oxide」(低温多結晶酸化物)の略称で、電荷移動度の安定性に優れた低温多結晶シリコン(LTPS)と、均一性が高くリーク電流の少ない薄膜トランジスタ(TFT)を組み合わせた技術です。
これによりリフレッシュレートを1~120Hzで切り替えることが出来る可変リフレッシュレートを実現し、消費電力を15〜20%削減できると報告しています。また、この消費電力を抑えることにより、Apple Watchのようにディスプレイの常時点灯が可能になると言われています。
Appleは2017年のiPadProで最初にProMotionを採用していますが、iPhoneにはまだ採用していません。現在の60Hzより高い120Hzのリフレッシュレートになる事でスクロール時ゲームの際にスムーズな動作を再現してくれる事が期待できます。
なお、iPhone 13のラインナップは、2021年の秋ごろに発表されると予想されています。
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