台湾の調査会社TrendForceが、「iPhone 16 Pro」の最小ストレージ容量は256GBモデルになるとレポートしています。
現行の「iPhone 15 Pro」のストレージ容量は、128GBが最小で、256GB、512GB、1TBが用意されています。
一方で、「iPhone 15 Pro Max」のストレージ容量は、256GBが最小で、512GB、1TBとなっており、「iPhone 14 Pro Max」では用意されていた低価格の128GBモデルを廃止した結果、「iPhone 14 Pro Max」の256GBと同価格で「iPhone 15 Pro Max」の256GBを提供しています。
TrendForceによると、この時と同じ戦略を「iPhone 16 Pro」でも行うとしており、最小ストレージ容量を256GBに引き上げることで、Appleが価格上昇の印象をユーザーに対して薄めることが可能になるとしています。
つまり、「iPhone 15 Pro」の256GBモデルと同価格の174,800円で、「iPhone 16 Pro 」の256GBを提供する可能性が高いと思われます。
「iPhone 15 Pro」の128GBモデルは159,800円、256GBモデルは174,800円となっています。
最小モデルの128GBを廃止することにより、「iPhone 16 Pro」の最低価格が高くなることになりますが、「iPhone 16 Pro」では、「iPhone 15」シリーズにおいて、最上位モデルのPro Maxのみに採用されていたテトラプリズム望遠レンズを導入すると言われています。
また、「iPhone 16 Pro」のストレージ容量が256GBを最小とした場合、今後2025年には、全てのモデルのiPhoneが、256GBの最小ストレージ容量になると予想されます。
追記:「iPhone 16 Pro」では128GBモデルが用意されiPhone 15 Proと同価格での販売となっています。
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